【H26メキシコ海外実践教育プログラム】ラパス便り~第1回~

おしらせ
公開日: 2014/09/10

平成26年度メキシコ海外実践教育プログラム参加学生さんたちからの第1週目の活動報告です♪

 

○講義について○

今週はメキシコに到着して初めての授業が開講され、私たちはメキシコの公用語であるスペイン語の授業を受講しました。
このスペイン語の授業は、各々のレベルに合わせた初級と中級の2つのクラスが用意されており、授業時間は日本の大学と同様90分です。どちらのクラスも、UABCSのネイティブの先生が英語とスペイン語を用いて授業を行います。
日本では外国語を用いた授業を受けることはあまり無いため、少し理解することが難しいこともありますが、分からないことはすぐに先生に質問できるクラスの雰囲気のおかげで、とても充実した授業を受けることができています。
今週、私の受講している初級クラスでは、自己紹介と挨拶の仕方を学びました。その授業では、言葉はもちろんですが、学んだ言葉を用いて小劇を行うことで、握手の仕方や人の間を通る時の礼儀なども学ぶことができました。
これからの生活をより充実したものにするためにも努力していきたいです。Gracias!(農学部3年M.E)

○メキシコ・ラパスについて○

今、メキシコは雨季です。雨季と言えば一日中雨が降り続くイメージですが、今のところ雨はほとんど降らず、湿度が高く蒸し暑い天候が続いているだけです。
9月5日にはハリケーンがラパスに近づいていたため、4日の午後から大学の授業は休講になりました。ハリケーンの影響で翌日の外出が懸念されたため、その日は学校が終わるとすぐに学生寮近くのスーパーに買い物に行きました。
メキシコのスーパーでは、ほとんどの野菜や果物、肉や魚などの生鮮食品がばら売りされていて、必要な分だけ袋に詰めて買うことが出来ます。そしてスーパーに限らず、多くの店では万引き防止のためリュックなどの大きい荷物は入り口前のカウンターに預けなければなりません。
またお金を払う前に商品を開封することもできるようで、レジに並びながらペットボトルの水を飲む人も見かけました。そのためか飲みかけの飲み物を持って買い物をすると、購入済みの印としてシールを貼られることもあります。

前述のハリケーンは直撃の予想が外れ、ほとんど被害はありませんでしたが、ラパスでは道路の排水設備が整っていないので、一度浸水するとなかなか水が引かないそうです。(農学部3年M.K)

 

○コラム○

ついにメキシコでの生活が始まりました。
早速、皆で外にタコスを食べに行ったり、共同キッチンで料理を作ってシェアしたりしています。
タコスはお店によって具材や大きさが異なります。具材は肉や魚など様々な種類があり、そこに好みでサルサと呼ばれるソースや玉ねぎ、キャベツ、アボカドといった野菜を入れて上にリモン(ライムのような果物)をしぼって食べます。
海岸沿いの沈む夕日を見ながら食べる本場のタコスに皆、感動です!

また、メキシコのバスでは女性が立っていると男性が必ず席を譲ってくれます。なんとも紳士的な風習で、「女性に生まれてよかった」と思う瞬間です。
また、降りる際は大声で「Bajan!!(バハン)」と運転手に向かって叫びます。すると、近くのバス停で下してくれます。
まだ恥ずかしさからバハンと大声で叫ぶことができていないので、私たちにとってこれからの3か月の課題の一つとなるでしょう。(農学部3年M.K)