7月4日(金)、鳥取大学と鳥取県留学生交流推進会議のメンバーでもある鳥取中央ロータリークラブの主催により、鳥取市湖山西地区公民館において、留学生のための浴衣の着付け教室を実施しました。これは本学の留学生を対象に毎年七夕の時期に開催しているもので、今回は、中国やベトナム、カナダ、マレーシアなど13か国32名の留学生が参加しました。
留学生は、鳥取中央ロータリークラブ会員に着付け方の説明を受けたあと、会員の方々の手助けを借りながら自分自身での着付けに挑戦しました。慣れない浴衣に四苦八苦しながら、何とかきれいに仕上がると、皆満足そうに笑顔を浮かべながら、写真を取り合っていました。着付けが終わった後は、七夕祭りの所以について説明を受け、短冊に思い思いの願い事を書き、用意されていた笹竹に結び付けました。
七夕体験の後は、鳥取市の伝統的な盆踊りと日本の代表的な盆踊りでもある「炭坑節」の踊りの指導を受けながら、浴衣姿で輪になって踊りました。日本特有のリズムと手拍子に留学生達も当初は戸惑っていましたが、分かりやすい指導によりすぐに踊りの手順も覚え、日本の夏の風物詩でもある盆踊りを楽しみました。