ラパス便り第11回

公開日: 2017/11/27

英語の授業

こんにちは、そろそろラパスでの生活も終盤となってきました。そこで、今回はラパスでの英語の授業について紹介したいと思います。

現地ではスペイン語の授業の他に英語の授業があります。スペイン語と英語を同時に学ぶのは難しいですが、みんな頑張っています。英語の授業は、スペイン語の授業が行われるUABCSではなくCIBNORで行われます。CIBNORでは専用の教室でダイアナ先生が教えてくれます。ダイアナ先生はすごく元気な方で、2年間アメリカでスペイン語を教えていたため、英語の発音もスペイン語なまりがなく、現地の人の発音に近いです。英語は普通のメキシコ人とは違い、発音も聞き取りやすくとても良い勉強になっています。

 授業は学生全員で受講し、スライドを主に使った講義スタイルです。授業の初めに、毎回タイトルを出されて、席の周りの人と英語で会話します。毎回違う人と話すので、仲を深めるきっかけにもなります。授業の内容は様々なテーマがあり、例えば、観光のことや、スポーツ、文化、食事などがありました。

 また、宿題が多いのですが、特に印象に残っている課題が、あるひとつの大陸をそれぞれ一人一人が選び、その大陸の中で歴史上、偉業を成した偉人についてのプレゼンも行うというものでした。私はヨーロッパ地域を選び、その中でも、世界的に有名なベッカムを選びました。この課題では様々な人が紹介されたため、とても勉強になりました。

 参加学生にも変化が見られ、初めはあまり自分から積極的に発言しないことが多く、当てられてもなかなか答えを言えないこともありましたが、授業の回数を重ねることで、恥じらいも無くなり、自分から質問をするようになり、より英語の上達が早くなったと感じます。

 英語の授業も残りわずかとなりましたが、今後も頑張っていきたいと思います。

(農学部3年上田)